テキサス州、フロリダ州、プエルトリコをはじめ、多くの地域で猛威を振るった壊滅的なハリケーンによって多くのものを失い、苦しんでいる人々のことを考えると心が痛みます。これらの災害で、水道処理管理および下水処理管理に携わるお客様は、計画的な災害対策により水害の危険を防止(または、少なくとも軽減)し、復旧への道のりを短縮できることを認識されたことと思います。

幸運にも今年ハリケーンの被害に逢われなかったお客様でも、頭の中ではずっと事業の運用を継続するための独自の準備計画を巡らせていたことでしょう。そこで、地域を水害から守るためにできることをすべて行っているか、再確認してみましょう。

まず、水道処理施設の運用をサポートしている物理データ センターについて確認しましょう。

  • 冗長電源、冷暖房空調設備、そしてインターネット接続は最低限必要なものです。これらが失われればすべて終わりです。
  • 洪水のリスク、最高最低気温、地震への耐性について、データ センターの場所を評価しましょう。データ センターの補強を行い、スタッフのための予備の交通手段を計画しましょう。ニューヨーク・タイムズの記事(英語)によると、テキサス州とフロリダ州の一部のデータ センターは先日の嵐の中でも稼動し続けただけでなく、人々の避難所にもなったそうです。
  • 食料、安全な居住、そしてコミュニケーション手段を確保することは、システムを稼動させるスタッフとその家族のために重要です。

次に、SCADA システムとサポート コンポーネントを継続的に運用できるよう、すべてのベスト プラクティスを活用しましょう。

  • 遠隔処理施設や独立した処理施設では、技術的要素を可能な限りハンズフリーで実行できるように計画しましょう。専門技術者が現場に移動できない場合は、自己修復システムが必要になります。
  • 導入可能な最も高い回復力を備えたシステム上でセントラル SCADA システムを実行しましょう。連続可用性を備えたハードウェア(英語)で仮想化アプリケーションを実行すると、信頼性が最高レベルになります。
  • 文字通り、リスクを分散させましょう。複製した仮想ノードやスプリットサイトは、国内のみならず国外にも配置することができます。システムが正しく設計されていれば、オペレーションを一瞬も停止させずに他のロケーションに切り替えることができます。

御社の水道処理施設が、ここ数週間の間に発生したような災害に直面されないことをお祈り致します。御社と弊社に健康と安全がかかっている人々のために、できる限りの準備をしておきましょう。

公益事業の主要な傾向と事業が直面している運用の課題の詳細について詳しくは、以前に録画された Web セミナー「現代テクノロジーを使用した上下水道運用の課題への取り組み」をダウンロードしてください。主要オペレーションにデジタル変革の概念を採用することにより水および化学物質の管理をどのように改善できるかについて、詳しく説明しています。