ストラタスが企業に連続可用性を提供してきた 35 年以上を振り返ると、「劇的」と言えるテクノロジーの変革はほんの一握りでした。e コマースのグローバル化は、ミッション クリティカルなインフラストラクチャを激変させた、大きな変革でした。ストラタスでは、次の大きな変革 – IIoT (Industrial Internet of Things: 産業分野のモノのインターネット) が、さらに劇的なものになる可能性があると考えています。

過去 1 年ほどの間、ストラタスは IIoT 向けのパイロットとソリューションに力を注いできました。ストラタスではこれを、公益事業、食品・飲料、製薬、その他の産業が商品を市場に提供し、業務の効率化を図る方法における大きなシフトであると見ています。今日では、これらの産業に従事する誰もが、IIoT についてある程度考慮しているものの、一般にあふれる消化しきれないほどの情報の多くが、IIoT初期段階の古い情報です。

これまでの経験に基づいて、ストラタスでは2017 年の IIoT 動向を次のように予測しています。

1. 企業は IIoT について知識を得る必要がある

IT ベンダは IIoT の価値が認識されるよう動き始めています。これは、ユーザがパイロット プロジェクトの実施を開始し、IIoT のメリットを直接体験する後押しをしています。それに呼応して、より多くの企業が知識を得る必要がでてくるでしょう。このことがインフラストラクチャを率直に評価することにつながり、多くの場合、IIoT が必要とするセキュアな接続、仮想化、そして信頼性が大部分の運用において欠如していることが明らかになるでしょう。こうしたインフラストラクチャの弱点に対応することが、2017 年の最優先事項になると思われます。

2. IIoT では小さな成果が大きな投資効果を生み出す

IIoT への移行の第一歩として、多数の企業が大幅な効率の向上やコストダウンにつながる短期プロジェクトを遂行するでしょう。たとえば、ストラタスのお客様には、製造ラインで問題の診断とトラブルシューティングを行うための分析テクノロジーで優れたパイロット プロジェクトを実施している企業があります。これにより、価値の高いインテリジェンスが生まれ、製造ラインの効率が向上しています。こうした小さな成功がより一般的なものになると、産業オートメーションの意思決定者はより大胆な投資を行うための自信を得ることができます。

3. IIoT を検討している会社にとって議論の中心は信頼性と安全性

IIoT で成功するためには、まず、信頼できるインフラストラクチャが必要です。ですから、2017 年は、信頼性と安全性を整備する年になるでしょう。そうすると、自社ビジネスに強力なメリットをもたらす IIoT 投資を特定することだけに集中できるようになります。製造業とエネルギー産業では、主なメリットは効率と生産性の向上です。ビル セキュリティ・管理では、テクノロジー フットプリント軽減によるコスト削減を探るべきです。金融サービスでは、パフォーマンス、データの整合性、ビジネス俊敏性の向上が望めます。

ストラタスでは、さまざまな産業における IIoT の潜在的威力は非常に大きいと考えています。多くのアーリーアダプターが、すでにこれを証明しています。しかし、最善のアプローチは、自社の IIoT ビジョンを支える信頼性の高いインフラストラクチャから着手することです。そして、ストラタスが産業オートメーション市場で何十年にもわたって可用性を推進してきたことを念頭に置いておいてください。事実、ストラタスの最初のお客様は、食品・飲料業界のお客様でした。ダウンタイム ゼロという利点だけに限らず、産業界のお客様は、ストラタス ソリューションが各社固有の運用要件を劇的に簡素化したという点にも大きな価値を見出しています。